アパート経営のデメリット

アパート経営は中長期的な安定収入や税金対策、リタイア後の収入源になる等のメリットがあります。多数のメリットがあるアパート経営ですが、デメリットはないのでしょうか?

ここではアパート経営のデメリットとリスクについて分かりやすく紹介します。

3.アパート経営のデメリット

入居者減少のリスクがある

アパートの収益は入居者の家賃収入に頼っています。入居者が減れば家賃収入も減少し、オーナーの収益も減るというリスクがあるわけです。不動産所得は総収入から必要経費を引いた金額を指し、総収入が減れば自動的に所得も減るという結果になります。

アパートの建物が老朽化する

アパート経営で避けられないのが建物の老朽化(劣化)です。建築物は経年変化するもので、アパートも例外ではありません。老朽化は修繕費や補修費の原因になったり、入居者減少を招くというデメリットがあるのです。

周辺環境の変化や変動リスク

アパートの建物自体は老朽化していない、もしくは十分な修繕や補修を行っていてもリスクは発生します。それが周辺環境の変化や変動です。建物周囲に新築アパートが建ったり、買い物に適した店舗がなくなる等の変化(変動)が起こると入居者減少の原因になります。

入居者の家賃滞納のリスクも

アパート経営で最も危惧しなければならないのが入居者の家賃滞納です。家賃が滞れば収益が減り、アパート運営に支障をきたすことになります。滞納が続けば内容証明や裁判、強制退去などの処置を施さなければならず、オーナーとしても頭の痛いところです。

アパート経営のデメリット対策は?

不動産投資にはデメリットが付きものです。これは株式やFXなど金融投資でも同様ですが、デメリット対策を講じていれば大きな損を避けることができます。

最近ではアパートの空室リスクや家賃滞納に対応する保証サポートを行なっている不動産会社や建設会社も登場しています。こうした制度を上手に活用してデメリット対策を施してください。

 

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